主たる介護者が、気負って日々の介護に携わると、実は周りが大変なプレッシャーを感じてしまうものではないかなあと思う。
義母の介護はほぼほぼ私がメインで行っていたので、この問題にはぶち当たらなかった。
それよりも、どうやって、理解してもらおうかとか、動いてもらおうかはあったが・・・
今回の義父の介護は、なまじ主人がメインでやっているような感じなので、ここにきて、少々その「気負い」が私にプレッシャーとして感じられるようになってきている。
「後悔のないように」という思いなのは分かるのだが、そのためにあれもこれもやっておかなければとか、自分が動かないととか、とげとげしたオーラが発散され始めているように感じる。
疲れも出てきていると思う。
となると、動かない周囲に対してイライラとした態度や言葉が出始める。
"義父のためのその買物、今行かないければ絶対にだめなの?"
"その片付け、今絶対にやらないと大変なことになってしまうものなの?"
いやいや、明日私に「買ってきて欲しいんだけど」でも間に合うものだし、そもそもその片付けも絶対にやらないといけない事でもないよね。
88歳まで色々なことがありつつも、元気で生きてきた義父なので、不全骨折くらいではすぐにどうこうなるようにはみえない。
確かに高齢なので、明日寿命がくるとも限らないが、それは何も高齢者に限ったことではない。
今の介護保険サービスを利用することで、寿命が数年伸びているのではないだろうか。
手厚い介護。
在宅介護、本人に生きる意欲をもたせ、自立に向けてのプランが練られる以上、それなりの結果は出てくるものだと義母や義父を通じて実感している。
となると、義父のこの介護も今後半年続くか、3年続くかは分からないのである。
この先、何年続くか分からない介護に、最初から気負ってやっては、後が続かない。
いい加減のポイントを探して、やっていかないと自分も周囲もギスギスしてしまう。
自分だけでは成り立たない在宅介護。
連携して行わなければ、すぐに無理がくる。
チームを組んで行う介護だという事を理解しているのなら、自分の力みが起こす周囲への影響も考えていかなければならないなあと、昨日今日の夫の動きや言葉で思ったことである。
案外、いい加減の介護は本人の自立を促すものである。
やってもらうのは、慣れてしまうと楽なものだから。
やらないという見守り介護も必要なはずなのだ。
などなど、深夜につらつらと思ったことをメモ代わりに記事にしています。
さて、さすがに自営業。
ご依頼のあるお仕事も進めていかないといけないので、気力体力温存しながら、充実した一週間にしていきたいものです。
↓ 介護があっても自宅で一人で仕事がやりたい、そんな思いで始めました。(笑)
さあ、いつまで続くか?老人介護!
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